若い力を結集させ、宇城地域の発展のために全力で活動する

理事長所信

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宇城JCスローガン
 
 成人を迎えた後、過去の歴史を知ることにより故郷のために生きたいと考えるようになりました。青年会議所という課題解決型の企画立案実行団体で経験や学びを得て、各々の自己成長が地域の明るい未来へ繋がるものだと知ることができました。入会以前は学業も社会生活もなんとなくという考え方で過ごしており、これでは仕事も地域社会も明るい未来へ導いていけないと心からそう思い、青年会議所活動に邁進してきました。
 本年、宇城青年会議所は43年目を迎え、創立以来の先輩方が築き上げてこられた歴史、伝統、文化という変わらないもの。また、地域を少しでも良くしたいという想いを念頭におき、次世代へ繋いで行くために、行動していく必要があります。2016年には熊本大分を大地震が襲い、経験したことのない震災に戸惑い仕事や家族のことがありながらも私達は地域のために何ができるかを考え、炊き出しや救援物資の収集や配布といった支援を行いました。「困難な時だからこそ私たちが頑張らないと」というその想いからの支援活動で地域の方々や各地青年会議所との絆を深めることができました。地震の復旧作業も終わりを迎え復興の兆しが見え出した中、私たちは「新現代」を築くべく行動していかなければなりません。

 

はじめに

 過去から学び、研究を重ね、そこから新しい知識や考え方を得る。そして、物事を築き上げていく。温故知新の精神により戦後の日本は急成長を遂げました。しかし、いつしか価値観は目先にとらわれ、過去の踏襲を繰り返した結果、失われた20年という経済低迷の時期を過ごしてきました。過去を踏襲する、即ち同じことをただ繰り返す姿勢が人々の成長を止める根元にあり、経済のみならず、政治や教育、仕事、ひいては地域のイベントなどといった様々な場面で垣間見えます。
 物事の根元や歴史伝統文化には不変の真理が必ず存在します。これらを正しく見極め、私たちがもつ知識と経験の中から英知を結集することで発想やアイデアなどの枝葉が広がっていきます。すると、不変だったはずの真理はいつしか未来への理念となり、発展し続けることができます。一人ひとりが不易流行と正面から向き合い、企画立案実行団体としての事業運動を私たちの手で積み上げていくことが、不変の心理を礎にそれぞれの時代の流行を取り入れた「新現代」の幕開けとなるのです。
 「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」即ち、不変の真理を知らなければ基礎が確立できず、変化を求めなければ新たな進展がないということです。
「不易」とは世の中の状況が変わっても絶対に変わらないもの、変えてはいけないものということで、「流行」とは社会や状況の変化に従ってどんどん変わっていくものであり、変えていかなければならないもののことです。その物事の根本は一つであり、二つの根本である変わらないものと変わるものは一つであるというものです。世の中は変わり流行していくので知識経験は絶えず更新されていきますが、先人達はその中から不変の真理を抽出してきました。その不易を基礎として、流行する世の中で起こっていく全てのことから新たな英知が獲得され、更にその中から不易が抽出されていきます。不易は流行の中にあり流行が不易を生み出す、この不易流行システムによって学問や文化が発展してきました。一人ひとりの人間も不易と流行の狭間で成長していきます。この「不易流行」は俳諧に対して説かれた概念ですが、学問や文化、人間形成にもそのまま用いることができます。

 

活気ある宇城地域へ

 私たちは宇土市の地蔵祭りを宇城JCシニアクラブの先輩方と盛り上げてきました。祭りは地域の絆を深め、人との結びつきを強くするものであり、日本人にとってなくてはならない心のよりどころとされています。しかしながら本質を失いつつある祭りが全国各地で多数存在するようになり、このままでは独自性や集客力を失い、賑わいをなくしかねません。そこで考えなければならないのは、何のため、誰のために行うものなのか、何を祈願するものなのか、といった意味や由来といった不易の部分であり、雨乞い祭りを例にとると、雨の恵みを理解し、感謝することで、祭りのしきたりや所作をより深く理解でき、実際に目にした時の感動も際立ってきます。人々の結びつきを強くするために流行を用いた活気をもたらせ、この祭りの原動力である活気を宇城地域に広げていきます。

 

日本の未来を決める憲法輿論を高める

 いよいよ2019年には憲法改正案の中身の議論へと進みつつあります。
日本国憲法は、1946年11月3日に公布され1947年5月3日に施行され72年目を迎えようとしています。元来、憲法は国のかたちを表す最高法規であり、国家権力の暴走に歯止めを掛け、国民の生命や財産、自由や権利を護り、それに見合う義務と責任を明示するために今も存在しています。しかしながら近年、私たちを取り巻く環境はすっかり変わってきています。隣国の拉致や攻撃の可能性が否定できない中での国防の問題や教育無償化の問題など、時代の変化に対応できていない憲法と現実との狭間で困っている国民が存在しているのです。今まさに、時代にあった憲法を私たち一人ひとりが考えていかなければなりません。日本の未来を決める憲法改正は「国民投票」っvでその是非が問われます。闊達な議論の中で自らの考えと意思を形成し、少子化や教育、安全保障など時代にあった憲法輿論を高めていく必要があります。

 

政治を動かし社会を変える

 青年会議所は政動社変の団体である。
青年会議所は、全国各地の市町村で首長選挙の際に、公開討論会または政策発表会とマニフェスト検証会を開催しています。どのような街にしたいのかを市民へ政策として訴え、共感からその街のリーダーが決まる選挙を目指してきました。また、リーダーが描いた政策が実行されているのかを毎年検証し、言いっぱなしにならないようにチェック機関の役割も担ってきました。私たちは、これまで公開討論会の中で各地域の首長を決める政策で市民に訴えかけ、検証していく政策選択選挙の部分は変化を遂げてきましたが、市民を巻き込んでいっているのか市民参画型の部分については疑問が残ります。無論、社会を変えていくには市民を巻き込んでいかなければなりませんが、投票率からわかるように特に20代30代の方々が選挙にあまり関心がありません。しかしながら、地域によっては選挙で選んだリーダーが変わって劇的に好転した事例もあります。また、政府でも全世代型の社会保障制度が議論されており、今こそ未来を牽引していく若者や子育て世代の選挙での権利を考え、市民参画型の政策選択選挙を推し進めなければなりません。

 

地域とともに宇城の魅力を波及させる

 これまで Facebookやホームページによる手法を用いて宇城青年会議所の魅力を発信してきました。私たちは各々が仕事をしながらも地域のために例年、様々な事業を展開しており、社会実験という何事にも代えがたい経験をしています。また、地域の課題にも愚直に向き合い自身を磨きながら、常に自己成長に務めています。この、より良いまちづくりのための事業運動や切磋琢磨している青年会議所メンバーの魅力を多くの方々へ向けて発信し、私たちの認知向上に努めていかなければならないのです。しかしながら、近年、「いいね」を示してくれる人々の数は伸び悩んでいます。この「いいね」を押してもらうということは、その人の周りに波及する効果がある、言わば共感のボタンです。私たちは、より共感を広げるために、発信の対象となる人や波及効果についてしっかり考え、その人たちが自然に「いいね」と感じ、周りの人たちにも見て欲しいと思っていただける広報を展開して行きます。「いいね」という共感の輪を広げ、地域を巻き込んだ宇城の魅力発信に努めていきます。

 

新たな経済「公益資本主義」を学ぶ

 世を治め、民を救うこと「経世済民」。この言葉の由来から経済と呼ばれており、本来は世の中の人々が豊かになるためにあるものが経済です。その中で、財による移転の中で相互扶助の精神が生まれた贈与経済、需給バランスの中で物を交換する交換経済、貨幣と交換に物やサービスを提供する貨幣経済、自由競争により利益を追求していく資本主義経済といった順序で経済体系が進化してきました。現在の資本主義経済の中で物やサービスを提供し対価を得て利益を出していき、物の品質向上、サービスの向上で顧客を得て企業が成長してきました。その中で、1990年代前半から経済成長が20年間滞りながらも昨今、ようやく経済成長の兆しが見えてきましたが、まだまだそのような企業は一部の大企業であり、私たちを含め中小企業は毎日の仕事に追われていることが大半だと言えるのではないでしょうか。松下幸之助の言葉に「企業は社会の公器である」と言う一節があり、自分たちだけの利益を追求するのではなく社会全体の利益を追求していかなければならないのです。だからこそ、より多くの人々が豊かになるために、VSOP運動(本業を通じた社会貢献)などから公益性のヒントを得て、顧客、地域、取引先に利益を還元し地域全体を豊かになる「公益資本主義」という経済を、地域へ波及させていかなければなりません。

 

青少年の夢を叶える

 なぜ学校教育があるのだろうか。一般的な考えとして将来のためや夢をつかむためなどがあげられますが、現代の子供たちは果たして将来に希望を持ったり、夢が叶うと信じているのでしょうか。私たちは、地域を牽引する社会人であり、専門的知識や技能を生かして活動するプロボノ集団でもあります。そんな私たちが子どもたちに出来ることは、一人ひとりが社会経験を紐解き、夢を持つことの重要性を伝えることで学ぶ必要性を説いていくことではないかと考えています。そうすることで、人生を自分で切り開くという意識改革が生まれ、それぞれに芽吹いた夢の実現のためには基礎学力の体得が必要だという根本にたどり着くのではないかと考えています。人は本当に心から信じた夢を持つことで意識が変わり行動するのです。行動することによって備わった経験の中から新たな気づきが生まれ、後の成長に繋がって行くのです。だからこそ、この成長へのきっかけを子どもたちに与えていかなければならないのです。そして、行動によって成長している自分に出会うことで夢は叶えられるものだという意識改革が今後の明るい未来。「新現代」を創り続けて行くものだと考えます。

 

自己成長を求め共に歩もう

 近年、会員拡大は、どの青年会議所においても大きな課題となっています。
何が問題なのかと考えると、お金と時間の問題がかなりのウエイトを占めています。まず、経済的負担については昨年と一昨年に定款を変更し、賛助会員、企業賛助制度を設け、入会の選択肢を増やしました。本年度もしっかりとこの制度を活用し会員拡大に繋げていきます。次に、時間の問題についてはネットワーク向上のために現代の通信技術を活用し、より効率的に物事を進める努力をしていかなければなりません。また、メンバー間がしっかりと人間関係を築き、どのくらいの時間をJC活動に費やしたら負荷がないかなど、お互いのことを理解していく事が重要です。さらに、事業運動を行なっていく中で、物事の重軽と優先順位を理解し、効率的なJC活動を行っていかなければなりません。そして、メンバー全員がみんなの成長を願い行動することで、まだ見ぬ成長した自分にわくわくし、さらに挑戦してみようとウキウキ心膨らんでいく。即ち、〜ウキウキわくわく楽しいは正義である〜自己成長から得る喜びを共にし、楽しいという魅力を纏うことで自然と入会に繋げ、会員拡大に邁進してまいります。

 

カバーリングと推進力を兼ね備えた運営

 近年、数少ないメンバーで宇城青年会議所の運営を行ってきました。本年度の運営は、新たに広報を含めたLOMの運営を展開しつつ、会員拡大では牽引していきます。まず、組織を運営していく際に、重要になってくるのが規律を高めて行かなければならないと考えています。弱いチームの共通点は規律が甘いことが要因だと言われています。迅速に依頼し、ちゃんと確認を行いつつ物事を進め、チェック機関の役割を果たす事で、会議運営にメリハリがついて来ます。しっかりと円滑な運営を行いながら会員拡大を担当することで、本年度は運営グループにも人員をより増強し、各委員会へのカバーリングと推進力を兼ねそろえた運営
を行っていきます。さらに、メンバーのモチベーションを向上するために交流会を行い、メンバー間が切磋琢磨できる人間関係を築いていきます。

 

宇城の魅力を熊本県一体に

 本年53回目を迎える熊本ブロック大会は、当初より熊本ブロックの全体例会という形で会員の資質向上を目的として開催されてきました。この大会が2019年度は宇城の地で開催されます。大会を通じて宇城地域の魅力に触れてもらうことで宇城地域へ活力を与え、青年会議所の魅力を発信できる絶好の機会ではないでしょうか。熊本ブロック内の仲間と力を合わせ、最後までしっかりと成し遂げていくために、集まった仲間に敬意を払い、尊重しあいながら共に築き上げ、みんなで一丸となりながら道義的な勇気を持って必ず成功に導いていけるものだと確信しています。また、大会を通じて宇城青年会議所の伝統とも言える尊重から生み出される調和という日本の文化「宇城らしさ」を発信し、この大会を盛り上げていきます。

 

結びに

 私たちは未来への夢を描かなければならない。
 激動する現代、目先の価値観にとらわれ実用的な流行を短絡的に追いかけ、すぐに役立つ知識や即戦力となる見聞に頼る風潮が主流となりました。しかしながら、すぐに役立つ知識・見聞は今日、明日には役にたったとしても1週間後、1年後には役に立たなくなっていくのです。
 だからこそ、不易という基礎を築き「新現代」という未来を描いていく。
 1年間という儚い運命。今という時間は今しかなく、この時代の中で私たちにしかできないことがあり、今という瞬間はもう二度と来ない。だからこそ、奇跡的に出会うことができた私たちで心震えるような体験を共にし、普遍的な価値を築いていこう。
この「新現代」という物語を。

 

事業計画

  • ローカル・マニフェストに関する事業
  • 宇土地蔵祭りに関する事業
  • 地域に根差した事業
  • 大太鼓フェスティバル運営及び支援
  • わんぱく相撲県予選及び全国大会への引率
  • 熊本会議
  • 魅力ある人財に育成事業
  • スキルアップ事業
  • 宇城JC ホームページの管理およびFacebookなどを活用した広報活動
  • 会員拡大に関する事業
  • 異業種交流事
  • 各種大会・周年への参加促進
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